こんにちは!マイケルです。今回はいつもみなさんが見ている「研究者としての私」とは違う一面についてご紹介できればと思います。
私の故郷ウィニペグは、世界で二番目に大きな国カナダのほぼ中央に位置していて、探索甲斐のある場所には事欠きません。休日には家族と一緒に外に出て、周囲の自然の美しさを楽しむのがお気に入りの過ごし方の一つです。
この写真は、ウェストホーク湖という湖の岸辺で撮ったものです。私の子供たちがまだ小さかった頃から家族で訪れていたので、私たちにとっては特別な場所です。ウェストホーク湖は非常に特別な生い立ちを持っていて、実は約1億年前の隕石の衝突によって形成されたんです!その衝撃で100m以上の深さのクレーターができ、その中にクリスタルのように透明な冷たい水が満ちて生まれました。
今でも夏にはこの湖を訪れ、湖の中で泳いだり、近くのボレアル森林でハイキングを楽しんだりしています。生態系も多様で、今までにハシビロコウ、コウモリ、ビーバー、シカ、クマ、ピューマなどの動物たちを見てきました。
また、何千年も前の先住民族によって作られた奇岩「ペトロフォーム」などを見ることもでき、この地域の豊かな歴史について学ぶことも楽しんでいます。
ウィニペグはかなり大きな都市ですが、農地や公園に囲まれているため、家の近くでも自然を探索することがよくあります。この写真は、もう一つの私たち家族の恒例行事を撮ったものです。冬の恒例行事とは、毎年冬になるとクリスマスツリーを採りに行くこと!採ってきたツリーは12月中リビングに飾られ、クリスマスが終わった後はリサイクルされて、他の人の庭の栄養として役立てられるんですよ。
ちなみに自然が大好きな私は、誕生日さえも屋外で祝うことがあります。最後の写真は、私の娘たちが買ってくれたケーキを持って、公園でピクニックをしながら誕生日を過ごした時のものです!
いかがでしたか?みなさんに「研究者としての私」とは違う一面を知ってもらえる機会になれば嬉しいです。ではまた、QuickTakesシリーズでお会いしましょう!
エダンズ・エキスパートのご紹介
Michael Judge(マイケル・ジャッジ)
ロケット科学者であり、30年以上の経験を持つプロの化学者。多くの査読付き科学雑誌に掲載され、さまざまな国際会議で発表するロケット科学者。有機化学や分析化学、高分子化学、エネルギー物質に詳しい。現在、カナダの有名な大学で講義を行い、同国の著名な企業で新しい固体ロケット推進剤の研究を指揮。フリーランスの科学ジャーナリストとしても活動中。