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ジャーナル編集者と査読者は、あなたの研究が既存の文献とどのくらい適合しているかを審査します。また、リサーチ クエスチョンが重要なものか、研究結果が有用か、研究方法が倫理的に問題がないかをチェックします。臨床医学におけるリサーチ クエスチョンを設定する際の基準として、 Hulley (2007)らが提案したFINER があります。
キーワードは論文の発見性と可視性における、とても重要な要素です。したがって、あなたの論文に関連したトピックに興味を持つ読者によるインターネット検索において、あなたの論文がより多く検索結果に現れるように、キーワードを注意深く選ぶ必要があります。
研究者やジャーナルの編集者の中にはアブストラクトだけを読む人が多いので、論文においてアブストラクトは重要です。アブストラクトには、研究の詳細が十分かつ正確に要約され、読者があなたの研究とその目的、発見、そして結果が有用かつ重要である理由を理解できるものでなければなりません。
適切なジャーナルと、出版タイプを選択することは重要です。正しく選ぶ事だけでも、原稿の出版に繋がり、コンスタントに引用される可能性が高くなります。 逆に、研究発表に合わないジャーナルに原稿を送ることは、却下される原因の多くを占めます。
学術出版を学術出版たらしめ、同時にその信頼性を保証する特徴のひとつに査読があります。査読の重要性に異議を唱える人はほとんどいません。しかし現在のシステムに欠陥があることは、多くの人が同意しています。大きな出版コミュニティが、査読の新しいモデルを導入することで、こうした欠点のいくつかを解消することを目指しています。現在のシステムに何を求め何を求めるべきでないかについて現実的な感覚を得るために、現在のシステムが抱える限界を見ていきましょう。
リサーチクエスチョンを考える際、すでに出版済みの文献(書籍・ジャーナル)や、学会やセミナーを情報源として使う事ができます。