ブログ
ジャーナルへの投稿後、査読コメントを受領したら、すべての査読コメントに番号を付け、明白で完全な回答をする必要があります。もし、査読者の提案に同意する場合は、同意する旨と論文をどのように修正したかを述べましょう。
倫理的アプローチは、論文作成の最終段階にのみ必要なものではありません。研究者は、全ての研究段階において倫理基準に従わなければなりません。また、目標ジャーナルの倫理に関する条件にも従う必要があります。例えば、論文とカバーレターに倫理に関する声明(Ethical Statement)を明示する、等です。特に下記のヘルシンキ宣言とニュルンベルク綱領の2つについては、必ずよく理解しておきましょう。
研究成果をジャーナルに投稿する前に、誰が著者か明確にする必要があります。ジャーナル編集者は、著者が誰であるか、そしてその著者がその研究発表における、「著者」の資格があるかを知る必要があるからです。
研究・学術出版に対するガイドラインの作成と遂行のため、多くの倫理組織が作られました。これらの倫理組織をよく知ることは、著者としての倫理的要件を深く理解することに繋がります。また、これらの組織は、著者が研究を論文出版をするうえで数多くの様々な有用情報をウェブサイト上で提供しています。
二重投稿とは、著者が出版の可能性を上げるため、研究論文を二誌以上のジャーナルに同時に投稿することを指します。同時に二誌以上のジャーナルに投稿することは禁じられています。同時に複数のジャーナルに投稿することで、時間の節約にもなり、論文が受理される可能性が上がると考えるかもしれませんが、 絶対にしてはいけません。
科学研究論文の表示項目やイラストは、研究成果の発表に使われ、表や図で構成されています。後者は、グラフや写真、絵、医療画像、図解やチャートを含みます。出版の世界では、すべてのイラストは、通常『フィギュア』と呼ばれています。